今日の宅建問題【第2編】

【区分所有法】

第46問
建物の区分所有等に関する法律に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

①専有部分が数人の共有に属するときは、規約で別段の定めをすることにより、共有者は、議決権を行使すべき者を2人まで定めることができる。

②規約及び集会の決議は、区分所有者の特定承継人に対しては、その効力を生じない。

③敷地利用権が数人で有する所有権その他の権利である場合には、区分所有者は、規約で別段の定めがあるときを除き、その有する専有部分とその専有部分に係る敷地利用権とを分離して処分することができる。

④集会において、管理者の選任を行う場合、規約に別段の定めがない限り、区分所有者及び議決権の各過半数で決する。

※答えは下部に記載します。

第47問
建物の区分所有等に関する法律に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

①共有部分の保存行為は、規約に別段の定めがない限り、集会の決議を経ずに各区分所有者が単独ですることができる。

②共用部分の変更(その形状又は効用の著しい変更を伴わないものを除く。)は、区分所有者及び議決権の各4分の3以上の多数による集会の決議で決するが、規約でこの区分所有者の定数及び議決権を各過半数まで減ずることができる。

③管理者は、その職務に関して区分所有者を代理するため、その行為の効果は、規約に別段の定めがない限り、本人である各区分所有者に共用部分の持ち分の割合に応じて帰属する。

④共用部分の管理に要した各区分所有者の費用の負担については、規約に別段の定めがない限り、共用部分の持分に応じて決まる。

※答えは下部に記載します。

 

 

 

 

 

【答え】

第46問の答え

①誤り:専有部分を数人で共有しているときは、共有者は、議決権を行使すべき者を1人定めなければならない。例えば、夫婦で共有している場合、議決権を行使する人を夫(または妻)と決めておく必要がある。

②誤り:集会の決議や規約は、特定承継人(譲受人のこと)に対しても効力が及ぶ。なぜなら、現に建物を使っている人に効力が及ばなけれな意味がないからだ。

③誤り:敷地利用権は、規約に別段の定めがあるときを除き、分離処分をすることができない。

④正しい:管理者の選圧は、規約に別段の定めがない限り、区分所有者及び議決権の各過半数で決めることになる。

よって、この問いの正解は④です。

第47問の答え

①正しい:共用部分の保存行為(例―雨漏りの修理など)は、各区分所有者が単独でできる。

②誤り:共用部分の重大な変更には、原則として、⑴頭数と⑵議決権(床面積)の両方について4分の3以上の賛成による集会決議が必要。例外として、⑴頭数だけは規約で過半数まで減らせるが、⑵議決権の方は規約をもってしても変更できない。

③正しい:管理者が、職務の範囲内において第3者との間にした行為につき区分所有者がその責めに任ずべき割合は、共用部分の持分の割合による。

④正しい:共用部分の管理に要した費用については、共用持分の持分に応じて決まる。

よって、この問いの正解は②です。

 

共用であっても持分があれば権利と義務が発生するので、費用などについても持分に応じて負担が発生するんですね。
chieko.miniチエコ